rui★ginkoの.................2003.09.14-30

★この日記は才能もないままいろいろな事に手を出している僕が時々書く記録です。
 執筆は演劇関係役者担当涙 銀子.戯曲演出担当るいぎんこ.そして音楽担当rui★ginko.広告業界担当ルイギンコ
     イベント業界担当吉田さんその他の分野担当ルイギンがお送りする何ら意味のない世界です。
     不定期更新か三日坊主。そこんとこヨロシク!

    ★カレンダーのタイトルのところをクリックすると、その日の日記に飛べます!
      飛べない人はごめんなさい。もうすぐ直します。

2003.09
Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat.
14 ヒーローは暴れん坊 15 大島圭太も暴れん坊 16 だいじょうぶくん も あばれんぼお 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 綺羅星のごとく歌は輝く
28 ちいさないのちのおくりもの 29 30

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2003.09.14

■イベント担当
吉田さん

Sun.

ヒーローは暴れん坊

みなさまご無沙汰いたしております。
ずっとデザイン担当〜根性無しバージョンのルイギンコが仕事と戯れておりました関係上、私
どもも休ませて戴きました。これもひとえにルイギンコが怠け者だった責任です。
その間、このページにつないで下さった皆々様に私、イベント担当吉田の方から、深く深くお詫び
ならびに御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、日記再開ですが・・・もう、随分以前の日記となりますので、記憶の中の印象と現実とに
ズレがあるかも知れません。
すこしずつ思い出し思い出し、しながら、語らせて戴きたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・思い出せません。



「何を言っているんだいっ!この9月の14日はN市に行ったじゃないか!」

「おおっ!あ、あなたは・・・・!」
「そうだ!僕だよっ!
正義の味方担当 GINKO仮面さっ!はっはっは!」
「あなたも随分ご無沙汰でしたねえ。デザイン担当のせいですか?」
「ふふん。僕は今日まで外国にいたんだよ。最近では国際的な活躍が多くてね。忙しいのさ!
 
ふんとだよ!はっはっは!」
「ほう、海外ですか?どちらに・・・・?」
「・・・・・アワジ・・・・シマ」

「そんなベタなネタはいらないんですよ!しばらく日記更新していない内に下がりましたねエ、
  レベルが。やはりリハビリが必要ですな」
「そんな事より、せっかく僕が登場したんだから、聞いてくれよっ!」

「お好きなタレントさんはどなたですか?」
「「あやや」だね、何と言っても。彼女はとってもキュート!・・・誰がそんな事聞けと言っ
  た!僕が登場した訳を聞くんだよっ!気になるだろう?」

「全然」
「こ、こらっ!失礼なヤツだなっ!この正義の使者がわざわざ出向いて来たというのに。本
  当は知りたいんだろう?知りたくてウズウズしているんだろう?僕が言いたくてウズウズ
 している三倍ぐらい。な?そうだろう!聞きたいよなア! 」

「はい、まあ言ってください・・・」
「テ、テレビをつけるな!真面目に聞きたまえっ!」

「あ、何するんですか?暴れん坊将軍、いいところだったのに・・・」
「それだっ!今の時代劇の題名に、とお〜っても良く似た名前のヒーローはだあれだ?」

「ア、・・・甘えん坊将軍ですか?」
「それは、先日、掲示板で、あおいちゃんに返信したギャグだっ!そうじゃなくて!もっと、
 その・・・こどもたちのヒーローでいるだろう?よく似た名前のやつが!もちろん僕の友達
 なんだけどねっ!」

「あ・・・あ・・・あば・・・」
「そう!それだっ!」

「あばずれマリー」
「誰だっ!それは!
知らないよ、そんなヤツ!そんな七十年代を彷佛とさせる名前じゃ無くて!
 真面目に答えろ!GINKOビーム出すぞ!」

「出してください」
「あ?・・・・・・・・・あの・・・ほ、ほんとうに・・・出すよ。・・・出しちゃうよ」

「はい、出して下さい、今!すぐに!ここで!!この場所で!!!」
「そ、そんなに迫ってくるなよオ。」

「今、この瞬間に!!!!!!!」
「わ、判った判ったよ! あ、・・・あの・・・き、危険・・・かもよ」

「平気です」
「えっと・・・・・・・おおっ!おおおおおっ!こ、これはっ!」

「どうしました?」
「こんな時にくそっ!し、しまった!エネルギーがああっ!」

「じんましんですか?」
「アレルギーじゃない!エネルギーって言ってるだろう!」

「・・・・・・・」
「な、何だ、その目は?・・・・ああ、、本当に残念だなア。せっかく格好よくGINKOビーム
  出そうと思ったのにナア。本当に残念だ。仕方ないから・・・帰ろうかなア」

「はい。」
「いいの?帰っちゃっていいの?僕?知らないよ、このままヒーローの名前思い出せなくて
 今日の日記書けなくても、いいの?」

「ア●レ○ジ◎ー、でしょ?それは覚えておりますからいいんです。」
「な、何?・・・覚えてるの?」

「当然です、それぐらいは。ただ、何があったかが・・・記憶の彼方でして、はい。・・・
 ・・・・ タイムマシンを 発明したんだっけかな・・・・?」
「も、もうっ!ぼ、僕をからかったんだなっ!くそっ!このっこのっ!悪党めっ!」

「や、やめてください!いつも私ばかり・・・」
「お前がいちばん弱そうだからさっ!このっ!このこのこのオッ!・・・まいったか。」

「はいはい、まいりました。さようなら」
「あ、何だか、傷付く。何だかとっても・・・」

「もうなんでもいいから帰って下さい。今から日記書くのにも、もうあまり時間が無いので
 すから。はい、どうも、お疲れさまでした。はい、帰って帰って・・・」
「こ、こらっ・・・な、何をするっ!・・・や、やめなさい、僕の体を押し退けるのは。」

「はいはい・・・」
「こ、こら!・・・押すなって・・プライドが・・・こ・・・こらあっ・・・まだ、帰りた
  くないよオ・・・・・・もう少しあそぼうよ〜・・・・ お・・・おお〜い・・・

「はい、さようなら」

・・・・・・力がない正義の味方ですね、まったく。さてと、これで邪魔者は消えました。
では、早速その日の日記を・・・・・・え?もうデータ量オーバー?
よく、日記が長すぎると言われておりますものね。はい、承知いたしました。
・・・・・・残念でございます。突如の乱入者の為に本日の日記はここまでとなりました。

ひとまず今日は、N市で暴れん坊のヒーローと会いました。・・・お疲れ様でした。

2003.09.15

■音楽担当
rui★ginko
Mon.

暴れん坊シリーズ第二弾!〜大島圭太も暴れん坊!

何だか昨日のイベント担当吉田さんに暴れん坊をテーマで書きなさい、と言われたので
シリーズ化してみた。
こんちは
音楽担当 rui★ginko だよ!
えっと、吉田さんがどうして今日の日記の事を知っているかと言うと、実は昨日の体験だった
から。本当は14日の夜、イベント会場から吉田さんが名古屋についてからの事だよ。

月曜日の今日になっても僕はまるで、熱にうかされたように頭の中に一人の人物の事が渦巻い
ていた。その人物とは、大島圭太。名古屋近辺のライブハウスや各メディアで活躍を続けて
いる骨太で優しい歌を歌うミュージシャンだ。
昨夜の日曜日、イベントが終わった吉田さんはいつものイベント会社のH井様に電話をしていた。
なになに?・・・今日は直帰をさせて戴けないかと・・・・?・・・・ふむふむ・・・・・
・・・・何と!有り難いことに、慈悲深いH井様の特別なお計らいにより、吉田さんは・・・
・・・・いや、僕だ。この僕は是非とも行きたかった、注目の歌うたい「大島圭太」のワン
マンコンサートに行かせて戴ける事になったのだ。感謝!

さっそく、名古屋に帰って来た僕は、前日、デザイン制作で一時間しか眠っていない頭を持ち
上げて、一路、コンサート会場へ。ハートランドのある伏見駅に着いた。期待一杯だよっ!

ぎりぎりに会場についた僕は、場内に一歩入ったとたんにその熱気につつまれた。
な、何だ!これは!すごく熱いぞ!まだ、本人が登場もしていないのに・・・。

客席はすべてブルーシートを敷き詰めた桟敷き。そこにたくさんのお客さんが期待を胸に
ステージを見つめている。僕もビールを片手に灰皿の近くに場所を確保した。準備万端。

大島圭太はストリートでも歌っている。
その日のお客様は彼と親しいミュージシャンたちや、僕が彼を知らない頃から
彼の歌に心酔し、彼の歌に癒されて来たファンの人たちで一杯だった。

彼が登場した。両手をあげて客席の声援を一気に受けながらマイクの前に立った。
僕は彼が歌いだした次の瞬間から、眠気も吹っ飛び心がグイグイ彼に引き寄せられて行く感覚を
体験していた。

パワフル!激しさの中に深い優しさがある。そういう男だった。
暴れる彼は聞き手の心の扉を開け放つカギを、常に手にしている。
ひよわなボクタンとは全然違って格好いいゾ!

「背中のリュックに詰め込んできた僕の宝物を
 スベテ君にあげる
 そんな気持ちでひっくりかえしてみたら

 かたちあるものが何もなかった
 溢れ出た笑顔と 汗みたいな涙が
 飛び出して夜空に散らばった・・・」
 (大島圭太/詩・曲「イノチ」)

何と言う素敵なコトバたち。そして深くつきささるメロディ。
スローバラードやブルースは切なく響き、 激しいビートは血を逆流させる。
ブルースハープと生ギター一本で、客席のすべての空気を変え
僕達全員の心を持ち上げてみせた。

二時間あまりの濃縮されたエネルギーがほとばしる瞬間に立ち会って僕は
客席の一番うしろのブースにもたれ、心に鳥肌を立てていた。

音楽って・・・いったい、何なんだ?
こんな時空をつくる「音楽」というものは?

いや・・・「音楽」そのものだけじゃない。
僕は彼のエネルギーやハート、生きざま、
なにより「魂」そのものに直接触れる事ができたんだ、と思った。
多分それは、彼の方から・・・僕に・・・・
そして、この会場のお客さんの心すべてに触れてきてくれたんだ、と思う。

僕にもできるのだろうか? いつか、そういう素敵な時間が体験できるのだろうか?

会場の外で出会った彼はシャイな礼儀正しい人だった。
あこがれの先輩を見つめる女学生のような瞳で、小さく挨拶をしてそそくさと去った僕。

買って帰ったCDのタイトルが、今年活動十周年を迎えた彼の心情を現している。
「生きているっていうことは」

2003.09.16

■だいじょうぶくん

Tue.

暴れん坊シリーズ第三弾!〜だいじょうぶくん も あばれんぼお

こんなちわ だいじょうぶ くん だよ

ぼくも いっぱい あばれんぼお だと おもうよ

えと えと  えとね   はだかでも へえきだよ

なつが おわったのに とっぷぺえじの ぼくは なつだね って わらってるでしょお 

すごい でしょ   ぼく わいるど 

 

そいで もっともっと あばれんぼおだよ 

えと んと     ぐじょうおどり てつや で おどったこと あるよ 

それから はいしゃさんに つれて いかれそうに なると あばれるよ

まいにち くつが かたほう ぬげて いてもへえき だし 

ぼくは いちご けえき がすきだよ

あ いぬが きた   なでで やろうっと   

なでなで  なでなで     なんの はなしだったっけ

そうそう ぼくは おふとんの うえでも あばれちゃうよ 

いちごさん おこるよお    でも  ぼく わいるどだか   あ なでなで

なでなで  なでなで  なでなで  あ ねこも きた 

ごろごろ ごろごろ  なでなで  ごろごろ  なでなで  ぼく いそがしいよおお

     
     

2003.09.27

■音楽担当
rui★ginko

Sat.

綺羅星のごとく歌は輝く

今夜は「照和伝説」の夜。
僕はギターの調子が悪いので(まあ、腕の方がもっと悪いんだけどね)楽器屋さんに持
って行こうと思い立ったが吉日。でも時間がなくて行けなかった。
結局楽器屋に寄っていると間に合わないと判断した僕は、今日もジョーさんと高畑のバ
ス停で待ち合わせてお店に向かった。

実は僕は昨夜、徹夜だったんだよん。
朝まで時間に追われ。夜が明けてからあちこち走り回った。
頭がぼんやりして来てすごく不安なLIVEの朝だった。今、思い出しても恐い。
しかも今日は新しい歌を歌うつもりでいたからなおさら心配だったんだよ〜。

曲が出来たのは三日程前だからまだ歌い込んでいないし、そのうちの一曲はテンポが
早くハイポジションのコードが次々と変わって、全然覚えられんゾ!てな感じの曲だ。
歌詞も毎度の事ながら歌詞カードを見ないと歌えない僕。
僕は歌詞カードを見ずに歌っている人をみると、尊敬してしまうくせがある。
レベルの低さと腰の低さにかけては、結構人から指摘を受ける。

本気で覚えたいと思う、自分で作った歌詞ぐらい。
かつて役者担当涙銀子の時は、ひとり芝居で二時間足らずの舞台の大量 の台詞を覚えら
れた訳だから不可能では無いはず。なのに・・・何故?
僕は「不安がり」なのであろう。新しい言葉を発明しつつ、僕はそう思った。

で、今日のお昼過ぎ、一瞬時間が開いた時にもう一度新曲を歌ってみた。
ぼろぼろであった。コードを追い掛けてギターを弾いていると歌詞を間違えた。
歌詞を必死になって追い掛けているとギターが全然弾けなくなった。
昨日、練習した時はこんな事はなかった。
もう少し、まともに弾けて歌えたのだ。徹夜のせいに違い無い。
試しに、もう何度も歌っている「さそり座の怪人」を歌ってみようと試みた。
いきなりイントロのコードが全然違った。・・・・・・睡眠を取る事に決めた。

でも、時間がないので近くにいたいちごさんに「二十分後に起こして」と頼んで
床に横になった。「フトンで寝なさい」と叱られたが、フトンに行く数秒が惜しかった。
正味、十五分程寝て起きたら、さらに頭がぼんやりさんになっていた。
ギターを弾いてみた。少しマシになった気分がした。
ふらふらとギターを担いで地下鉄に乗った。頑張らなくちゃ!

頭が働いていないせいか、もう「照和伝説」に着いた。

何と!今日は出演者が多いぞ!七人もいるど!
僕は心を引き締めた。え?・・・みんなに負けないように?
ちがうよ ・・・絶対にMCを短くしなきゃ、って心に誓ったんだ。

何だか「照和伝説」のお店の中にたくさんの人がいてとても楽しい雰囲気。
嬉しくなってきた。
今日の出演は池田利明さん。桑山弘好さん。 倉谷梨里さん。村松愛子さん。hiroさん。
大嶋芳さ・・・・ん?ロメリスタ大嶋さんがいるじゃ無いか!こ、これは・・・・・
・・・・一層、気を引き締めてかからねば・・・・。

そう言えばさっき僕が「照和伝説」に着いた時に、道ばたでギターを弾いている不審な
人物に出会った気がしたが・・・・もしかして、あれが?気をつけろ・・・。

そういえば相方の池田さんは?大嶋さんと一緒にさせると僕の身が危ない。
おや?池田さんは遠くの席でどなたか爽やかそうな青年と話してるぞ?手招きをされた
ので近づいて行ったら、何とその爽やか青年は西川原誠さんであった!毎週日曜日に
「照伝」に出演し、最近「池ちゃんとクルッターズ」に拉致・・・いや、抜擢されたと
噂に聞いていたミュージシャンであった。初めまして。

別のテーブルでは桑山さんと村松さんが話しているし、倉谷さんが音合わせの準備をし
てるし、やがてふらりとhiroさんが現れるし。何だかミュージシャンの巣窟だぞ。
ここできっと今、何かが動き始めているんだよね。そう思わせる雰囲気だ。

さて、頭がぼんやりしているせいか、もうステージが始まった。

トップはhiroさん。僕は初めて聞かせて戴いた。自然体の穏やかなトークと柔らかい曲
で存在そのもので
安らがせてくれる。そんなミュージシャン。
二番手は倉谷梨里さん。最近、毎週歌を聞かせて戴いて、普段の僕の心の中にこの人の
曲がとても深いところに横たわっていてくれる。とてもピュアな心と声。
次は桑山弘好さん。僕は聴かせて戴くのは二度目だ。軽快な曲から深く突き上げてくる
曲まで幅広い曲を歌う人。気合いを感じます。自己紹介の仕方が面白い。
次が村松愛子さん。僕は前回この人の歌を聴かせてもらって、僕の大好きな方向だと感
じていた。彼女の歌は胸を打ってくる。後でそっと「僕、山崎ハコさんが好きなのです」
と言ったら、やはり彼女も好きだった。やっぱり!村松さん、声もすごく良くて聴かせ
ます。
そして、次はロメリスタ大嶋さん。久しぶりに見る彼の僕をいたぶっていない姿・・・
・・・いやいや・・・そうじゃなくて、久しぶりに聴く名演奏。静かな語りと華麗なテ
クニック・・・何で、あなたはそんなにすごい人なの?

でも、僕は実はもう不安で仕方なかったんだ。次の出番が僕だから。頭、ぼんやりだし。
だから、大嶋さんの二曲目あたりで楽屋へ。ちょびっとでも不安を消す為に。
でも、楽屋に聞こえてくるのは大嶋さんの曲の合間のトーク。「・・・で・・・ギンコ
・・・ですから・・・・さそり座で・・・」おいおい、何を話しとるんじゃ!
思わず、ステージ側の壁に耳を押し付けて聞き続け、何を話されてるのかムチャクチャ
不安。

いかん!僕はこんな事をしている場合じゃない。新曲を・・・・ボロボロじゃんかあ!

か、帰りたい・・・・。新曲は止めるべきだ、これは。

でも、僕はこういう時、いつも選ぶ方向は逆なのだ。だからこそ、やるべきじゃ!と。
ここで止めたら、自分に記憶が残る。これがうざったい。精一杯、心を込めてやり切る
べきだ!
池田さんが楽屋にやってきた。
最近気が着いたのだけれど、池田さんと楽屋で二人で話す時はすごく真剣な話が多い。
ここに第三者が入ると、彼は一変して楽しい会話に切り替え、しょうもない話の連続
攻撃を仕掛けてくる。
でも、二人で、特に楽屋での会話はシリアスだ。
あまり、シリアスな素顔をバラすと彼のファンの人が戸惑うといけないので、ここでは
詳しくは話さずいつもの変な人というイメージを大切にしておこう。
いずれにせよ、音楽とそれを聴きに来てくださるお客様、そしてミュージシャンの事を
本気で愛してくれている人だと言う事ははっきりしている。

いつもはあまり書かないruiのステージについて書く。
チューニングがひどかった。以上。

あ、あと、僕が時計代わりにしている携帯電話に今日も電話とメールが本番中に入った。
きっとあの人だと思った僕は、今日始めて曲の合間に着信者の履歴を暴いてあげた。
「大嶋芳」と大きく表示された名前。その名前をお客様に言い付けている内に、さらに手に
持った携帯がブルブルと震え、メールが届いた。メールの文面は「早く歌え」だった。
MCが今日も長過ぎたらしい。

さて、総勢七人のミュージシャンのステージ。ラストを締めるのはやはりこの人、
池田利明さん。
僕のステージが、がちゃがちゃで全然落着かなかったのに対して、こちらは
本当にしっとりといいステージだった。
僕は池田さんの歌を毎週ナマで聴く事ができる。その中で「歌」がどんどん表情を変えて
ゆく過程に出会える。
「梓川」という曲はいろいろな表情を見せる。緩やかに心に流れ込んできたり、希望を感じ
させてくれたり・・・。すごく大きな歌だと思う。
「はるかなる夢」という曲は毎回毎回どんどん深くなってくる。今日はギターを止め、声だ
けで歌が始まった。ラストに向けて歌詞も曲も本当にはるかな彼方まで広がりをみせる。
歌はやはり生きている。
そして「愛の陽だまり」この曲を聴きながら僕はいつも何かで心が一杯になってしまう。
何だろう?様々な事が心をよぎる。そして僕の心は、知らないままでいた事や忘れかけてい
た事を思い出し、探りはじめる。歌は人を変えてゆくと思う。

今夜もいつもと同じく素敵で、一度きりしかない大切な夜が終わった。

2003.09.28

■イベント担当
吉田さん

Sun.

ちいさないのちのおくりもの

はい、てなわけでイベント担当の吉田でございます。
今日のイベントはとっても可愛いみなさんが主役でした。

一昨日、徹夜あけでLIVEを行った
rui★ginkoは、朝、起きる事ができずに遅刻するのでは
ないかと内心ハラハラ致しておりましたが、無事目覚めN市に参る事ができました。

今日は私、吉田も本当に楽しみなイベントでした。
動物くんたちが来てくれたのですよ。ちいさな移動動物園。
子供さんたちがじかに小さな動物たちに触れることができる素敵なイベントです。

吉田は実は、動物が大好きです。特にペンギンとモルモット系に弱いです。
私の家のとなりが動物園なので、よく御近所付き合いさせていただいておりますが
あこがれのペンギンさんやハムスターさんと同じ区民である事を、大変誇りに思っており
ます。区民運動会では一緒にかけっこをしたりしますね。まあ、当然、チーターさんが
トップで、2等がダチョウさんですが・・・。綱引きでは象さんチームに毎年負けますし、
玉入れは予想どおりキリンさんチームの勝ちです。あの・・・これは、本当のお話です。
決して不眠が生んだ妄想などではございません。

さて、本日のイベント会場にお越し下さった可愛い方々を御紹介致しましょう。
MさんとOさんでした。まず、動物たちをつれて来て下さったお二人のお姉さんが可愛か
った。何と、夢のようなお仕事に就いておられる方々でしょう。羨ましい。

トラックから次々と荷物や動物くんたちを下ろし、あっと言う間に可愛い動物園が会場に
現れました。もう、朝、早くから子供達が押し掛けております。
さあ、開幕です。

動物さんたちはみんな小さくて可愛いです。
まず、ヤギのお二人。
まだ子供さんでしょうか?小さい。お話も満足にできません。赤ちゃんかな?
それからガチョウさんお二人にアヒルさんお一人。小さなプールに顔を突っ込んで
プルプルします。意味が判らない行動なのですが、きっとアヒル&ガチョウ王国では
とてもポピュラーな仕種なのでしょう。理解したかった・・・・。
次に、鶏さんもお一人づつ、いろいろな人種の方が来ておられました。きっと代表とし
て来て下さったのでしょう。チャボさん。・・・・・・えと、あと、忘れました。
あ、そうそう、名古屋コーチンさんもおられました。
一番可愛かったのはウコッケイの赤ちゃんでした。真っ白な長い羽毛がふわふわで、
まだ小さいから一ケ所にじっと座ってるんですよ。目だけキョロキョロ動かして。
可愛いッ!
そして、無数のモルモットさんたち。とにかく可愛い。子供達にだっこされてモゾモゾ
してるんです。吉田も抱きたかったです。この胸に。

なでなで  なでなで

ん?・・・だ! だ、だいじょうぶくんも来てたんですか!

うん ぼく  わいるど

そのお話はもう終わりましたから・・・。そうですか。一日、楽しんでいって下さいね。

はあい   なでなで   なでなで     

今日は少しお天気が良すぎました。小さな動物さんたちには日射しがきつく暑すぎまし
たようです。途中で何度かお姉さんたちが休憩を取らせながら進行して下さいました。

一日、動物さんと子供達の様子を見ていて気付いたのは、どんなに小さな子供達でも
みんな動物たちに触れる時に、細心の注意をはらっているという事でした。
モルモットさんを抱く時、ヤギさんの頭を撫でる時、鳥さんと遊ぶ時、そっと壊れ物に
触るように優しいんです。どんなに小さな心にも、生きているという事は感じられるの
だなあ、と感動いたしました。

あの子供たちがこれから成長してゆく時に
いちばん大切なものを
あの、ちいさないのち達は、ただ存在し一生懸命に生きている事によって

プレゼントしてくれているのだと、思います。

ありがとう。

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