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2005.02.06
[06日06:07 記] |
Sun. |
今日の御言葉 *
節分は終わった!だからどうした。
ちわっ!まだ生きてるよっ! かろうじてだけど。
歳を取ると月日の経つのが早い気がする。 小学生の頃、一日はとても長かった。
お昼の給食までの時間は 野外授業の河原でいくつもの宝石のような石ころと出合えたし
授業中に教科書の隅に長篇マンガが描けたし
同じ友達と喧嘩をして仲直りを繰り返す時間が二回分はたっぷりあった。
午後になっても下校時刻なんて百年先の出来事で 数え切れない程の初体験の事件と出逢った。
中学になると時間が流れ出した。
好きな子があらわれ未来を夢見るようになり
宿題を忘れ一刻の猶予も無いという状況を感知し
受験という締めきり日の決まったレースに参加した。
高校生になると気のせいか一日がほんの少し早くなった気がした。
遥かな遠い歴史の彼方の勉強をし
気の遠くなるような時の流れの一瞬に自分が存在しているのだと認識した。
いろんな事を知り
いろんな人と出逢い
経験の記憶が残り
現在を過去から検証しながら生きるようになった。
日々の出来事の中から目新しい事件が消え
興味をそそる出会いが少なくなり
僕は時の流れに追いこされた。
もう二月だって。
仕事で忙しかっただけが原因じゃ無い。
慣れてしまった日常が理由じゃ無い。
ただ、ココロが機能を失ってしまっただけだ。
もう一度、子供のココロで生きてみるよ。
*****
こんな話も聞いたよ。
「三歳の子供と百歳の老人とでは 体験する時間のスピードが違うのです。実際に」
そうだろうね、多分。
「絶対時間の概念」はすでにアインシュタインというモンスターが破壊したし。
重力の強さによって時間は遅れたりするのだからして
僕ももっと体重が重くなれば 一日の時間が長くなるかも知れないね。
太ってみるよ。
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2005.02.07
[07日23:58 記] |
Mon. |
今日の御言葉 *
ふぁいと!
モノを創るという行為は創造主である神への冒涜か。
随分昔、ずっと僕の心を支配していた恐れである。
神様が存在するかどうかはともかくとして、僕達が神という概念に匹敵する
何らかのエネルギーの余波として 生まれたとしたら
その父なるエネルギーと同じベクトルを持つよう プログラムされた存在である可能性はある。
冒涜にあらず。
まして、神様に及ぶ力など僕達に必要無い。
ただ、欲望に素直になるのみ。
*****
九回の裏、五点差で負けていた高校野球チームの決勝戦。
ツーアウトフルベース、フルカウントからの一本のヒット。
相手チームのエラーが重なり 勢いに乗った連続攻撃の果ての思わぬ大逆転。
まさに奇跡だった。
現実なのにテレビドラマよりはるかに面白いのはどうして?
神様が書いたシナリオだからさ。
*****
表現する事はただそれだけで何かを創っている。
そして、それは誰もが行なっている日常茶飯事の行為。 何も特別な事じゃない。
誰もが毎日、自分の歴史を創りつづけている。
できれば優しく強く
僕以外の誰かが明日もまた幸せでいられる切っ掛けになるような
そんな何かを
創ってゆきたい。
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2005.02.10
[13日03:21 記] |
Thu. |
今日の御言葉 *
夜にはJAZZが。
随分いろんな体験をした。
とても中身の濃い時間を過ごせたし本当に深いつながりを感じるような人と何人も出逢えた。
2月10日。 午後にジョーさんと練習。 その後、山下さんのウッドベースとの始めての音あわせ。
そして・・・・・。
ずっと夢見ていた音楽の出会い。
かねてよりパーカッショニストのSHUさんにお願いしていた、ジャズピアニストの人を御紹介戴くという夢。
それが実現した。
場所は美濃市。
「DiAngelo」というお洒落でとても素敵なお店にその人はいた。
僕は名古屋からベーシストの山下さんと音あわせをした後、一緒に尾張一宮に午後九時に到着。
SHUさんが僕もよく知っているnikoちゃんと待っていてくれて、そのまま車を乗り換え美濃市へ。
お店に着いたのは十時過ぎくらいだったろうか。
そこに、その人はいた。
とても柔らかく真直ぐなまなざしの若い男性であった。
古田大地さん。 ジャズピアニストとして活躍しておられる。
ルイギンは今さらながら 「とんでもないお願いをSHUさんにしたものだ」と思った。
大体においてルイギンのステージは音楽では無い。 漫談であった。 それを忘れていた。
が、それに気が着いた時はすでに遅し。 ルイギンは心を決めてあこがれのその人と握手をした。
*****
SHUさんが紹介をしてくれた後、古田さんとSHUさんのセッションが始まった。
心が一気に飛んだ。
とてもこんな素晴らしい音楽を奏でる人たちと、僕は一緒に演奏なんてできない。
そうだ。今日は猫に餌をやり忘れたとか何とか言って、このまま帰ろう。
と、密かに心で思った頃、SHUさんが「じゃ、ルイギンの曲をちょっと演ってみたら?」と一言。
おおっ!あと一歩でお店の扉の外に出られたのに。
竦んだ肩越しに恐る恐る振り返ると、古田さんはピアノの傍らに立ち優しい微笑みをルイギンに投げかけてくれている。
観念してルイギンはギブソンを取り出した。
すると、またそこに三人のお客様。 もう腹をくくるしかないね。
*****
「瞳に流れ星」を歌い始めた。
ゆるやかに宝石のような輝きを放つピアノの音が入って来た。
ルイギンはその輝きの中で 音楽と同化した。
夢のようなセッションが終わり、店内に拍手が響いた。
幸せはまさに、今、ここにあった。
続いてもう一曲。「野良犬」
すごかった!
マイナーシャッフルの曲調の中を、古田さんの中から、ほとばしるように生まれて来る音の躍動。
エンディングに差しかかってもルイギンは終われなかった。
終わりたくなかった。
永遠にこの音の中に包まれていたいと感じていた。
*****
お店の中で出会えた三人の方たちと SHUさん、nikoちゃん、山下さん そして古田大地さん
ルイギンも家族のようになった。
出会いの不思議と幸福感をかみしめながら ルイギンは心の中で
神様に感謝を捧げた。
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2005.02.11
[13日03:21 記] |
Fri. |
今日の御言葉 *
凛と立つ心〜よしだよしこLIVE@KLC
KLCにて「よしだよしこ」さんのLIVEを体験。
僕の心の深いところまで歌が注ぎ込まれた。
彼女は描いていたイメージ通りの美しい女性だった。
曲から受ける印象と実際の雰囲気が、とても優雅に調和している。
彼女の心が僕の胸をノックする。
凛として存在することの素晴らしさを伝えようと。
よしこさんにお話もしていただいて幸せな気分のまま
ぷらすわんへSさんの車でGo!
お店に着いたら始めてのお客様 僕と同い年のY島さんとの出逢い。
夜中の三時までKAZUくんのいる「すかいら〜く」でSさんとお話。
出逢いはそこにある。
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2005.02.13
[13日03:21 記] |
Sun. |
今日の御言葉 *
いかん!もう三時半だす!
12日は再びぷらすわん。
江口さん、石浦さんはもとより まるちゃん、本屋さん、コータローさんたちがすでに楽しげだった。
石さん、そして始めましてのツカさん>今度また斉藤和義の話をしましょう。
楽しい夜は過ぎ
来週の日曜日のぷらすわんでの僕のLIVEの宣伝も、誰も聞いとらんかも知れんが潜在意識に訴え終え。
ギターとヤフオクの商品と共にタクシーで帰って来た。
そして、明日、いや、今日か。
今日はお昼に十二時からレコーディング。
まるちゃん、本屋さん、ジョーさん、お世話になります。
ひとまずスケッチ風に22曲 十二時間ぐらいで一気に録音する予定。
十二時間は歌い続ける事になるでしょう。
だから、今夜は早く寝る。
出逢ってくれたみなさん、ありがとう。
皆様がいつも幸せでありますように。
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2005.02.17
[17日07:20 記] |
Thu. |
今日の御言葉 *
猫にオバン。
緊急予告!
え〜と、すごい事が起こりました!
一昨年の冬、日本中を爆笑の渦に巻き込んだ ・・・いや、間違えました。 感動の嵐で包み込んだあの人が帰って参りました!
その人の名は
[JOE KATAGIRI]画伯です!
おおお、ここで全国の画伯のファンの方の喝采が聞こえるようであります。
え?知らない?
そうか、最近「七変化日記」を更新していなかったからなア。
「七変化日記」のバカバカしさも知らない人が多いよね。
解りました! では、そういう方達に もう一度、一昨年の十二月五日のあの感動を味わっていただきましょう!
[JOE KATAGIRI]画伯 似顔絵展vol.1
〜記憶の断片〜 ここをクリック!
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いかがでしたでしょうか。 楽しんでいただけましたでしょうか?
「七変化日記」とは本来、このようにすばらしい出来事を綴った日記なのです。
これからも 忘れた頃に 更新する事を誓います。
他の「七変化日記」も読みたいッ!という方はここをクリック!
さて、この[JOE KATAGIRI]画伯ですが
先日、とうとう新作を二点発表なされました!
ただいまその作品をここに発表するべく準備が着々と進行しております。
もうしばらく 今、しばらく、お待ち下さいませ。
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昨夜から始まった連続LIVEモード。 十二日間で十本のステージ。
今月は十五本って・・・一カ月の半分以上がLIVEです。 さあ!いくよっ!
昨夜は名古屋市名東区の「Live House ARMADILLO」で毎月二回開催されているイベント
[アコースティックNIGHT]に始めて参加させて戴きました。
すんごく楽しかったア! お店の雰囲気は最高だし、お店の方達も出演者の方達も素晴らしい。
ずいぶん前からこのお店の事は知っていたけれど、なかなかうかがう機会がなく
とうとう昨夜、その夢が叶ったんだよ!
僕はJOE♀さんのパーカッションをバックに ひさびさにハードバージョンで歌いました。
アホな事も一杯喋ってしまいました。 これはご機嫌だった証拠。ホント素敵なイベントでした。
お世話になったみなさんありがとう。
TAKADAさん、お店の皆さん、 TUTSUMIさん、ORVIS-KATOさん、OKAMOTOさん
TSUKINOWAGUMAの皆さん。そしてまだまだたくさんの皆様、楽しい夜をありがとうございました。
また宜しくお願いいたします!
*****
仕事が相変わらず詰まってる。
LIVEが明日から続くけれど、今日はひとまずデザイナー。 頑張るよっ!
また逢いましょう!
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2005.02.18
[18日09:20 記] |
Fri. |
今日の御言葉 *
王様の耳に念仏。
おおおっとうっ! もう朝やんけ!
し、しまった・・・眠ってしまった!
昨夜、疲れを感じて、いちごさんに珈琲をたのんだ ・・・ところまでは覚えているが、その後の記憶が無い。
そう言えば、夢の中で「珈琲入ったよ〜」という、宇宙人からのコンタクトが聴こえたような。
僕はキャトルミューティレーションを施されるためにUFOにさらわれるのではないか、と思い、必死で隠れていたはずだ。
今、僕はさらわれている場合ではない。
何しろ金曜日の朝までに、予定どおりの仕事量をこなさなくてはならないからだ。
・・・しめしめ・・・宇宙人が去っていったゾ。 ・・・・・・。
ふと、気が着くと布団の中。
良かった。無事だった。さらわれてはいない。 何しろ金曜日の朝には予定量の仕事を・・・・・ゲッ!
で、できていないじゃんかアっ!
眠ってしまったじゃないか! てな、気分の今。
今日、一日で何とか予定に追い付くゾ!
*****
今夜はLIVE。ぷらすわんで今日から三日間お世話になります。
三日目の日曜日は僕の初ワンマン。 明後日に迫ったのね。 頑張るよ! 楽しく熱いLIVEを期待してください。
[JOE KATAGIRI]画伯の似顔絵展は、もうしばらくお待ち下さいませ。
(前回、第一回目の模様はこちらから)
おそらく来週の中頃には開催される事と思います。
それまで過去の「七変化日記」でも
お読み戴きながら。
珈琲でもゆっくりとお飲みいただいて。
珈琲、入りましたよ〜。
どうぞ、こちらのドームの中にお入りください。
美しいでしょ?この建物。
キラキラ輝いていて。
え?私の目玉が大きすぎるんじゃないかって?
大丈夫、気のせいですよ。
・・・・・・では・・・ごゆっくり・・・・・・
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2005.02.20
[20日00:51 記] |
Sun. |
今日の御言葉 *
こんなに遠くまで。
ただいま〜! 今、家に帰って来たよっ!
金曜日と土曜日二日間、ぷらすわんにお世話になったよ。 すっげ〜楽しかった。
金曜日は雨。
JOE♀さんとタクシーでお店に。
今池コータローさんとまるちゃんのユニット 「まるdeコータロー」さんたちの演奏の真っ最中だった。
しかも新曲をやってるし、次々とレパートリーを増やしている。 うむ、さすが。
そこに石さんが現れて気持ち良さそうに華麗なギターテクで演奏。 いいなあ。こういう雰囲気。
JOE♀さんは少し風邪で声が辛そう。 でも、そのハスキーさが評判良かった。
一生、風邪引いてなきゃなんないね、こりゃ。
土曜日も雨。
ついさっき帰って来たのだけど、お店は満員御礼。
もう何だか目まぐるしくて気持ち良くて。
久しぶりに同郷のMIKAちゃんが来てた。
僕は彼女の横のカウンターで歓談。
彼女はCDを春にリリース予定。 いよいよレコーディングに入るらしい。
僕ももうすぐ具体的にCD制作の話に入る。 二人で「大変だよね〜」という会話。
妥協せずに良いものを作る事は なかなか労力がかかるもんだね。
「一曲一曲、妥協せずに作ってくの大変でしょ? MIKAちゃんは何曲入りのアルバムなの?」
「十曲」
「うわあ〜多いなア〜! そりゃかなりエネルギー使うね〜」
「ルイギンさんは何曲入りなの?」
「十二曲入り」
「うわあ〜そっちも多いじゃない」
「そう、お互いに」
二人「滋賀県人、無茶します」
ってな会話。
あと、始めて知ったけれどMIKAちゃんは 高校時代演劇部だったそうな。
「俺と一緒じゃん。」
「私、シェイクスピア好きなの」
「おお、それも俺と一緒だよ。 芸術学部演劇学科の演出コースに受かったんだけど
その時は、シェイクスピアの全作品の演出をするのが夢だった」
「私ね、ジュリエット演ったよ」
「なんとっ!俺も高校の演劇部でロミオ演ったよ!」
「ほんと?お互いに」
二人「滋賀県人、無茶します」
ってな会話。
*****
さて、今日は日曜日。
「ぷらすわん」という僕の人生にとって、とっても大きな影響力を与えてくれた場所での
ワンマンLIVEです。
心の大きさは無限だという事を教えてくれたこのお店で
今夜、僕は
遠くまで旅したり
立ち止まって俯いたり
お腹の底から笑った日々を思い出しながら
歌います。
始めてゲストにJOE♀さんをお迎えします。
聴いてね。
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2005.02.21
[21日18:51 記] |
Mon. |
今日の御言葉 *
立ち止まらないからね。
昨日、日曜日。ぷらすわんLIVE。
皆さんのお心に包まれて無事終了いたしました。 幸せをありがとう。
*****
休憩挟んでの実質三時間のLIVE。 皆様、きっとお疲れになられた事と思います。
様々な狼藉を許してね。
この日のLIVEに僕は何日も前から心と体の準備をしていた。
自分の一番良いところに この日の瞬間にセッティングできるかどうか。
仕事のスケジュールと相まって 体調と心理に少し不安を感じ続けていた一週間。
以前、一人芝居を演った時、前にも後にも一度切りの体験だけど、楽屋でたった一人になって出番を待った事がある。
何本も芝居やイベントに出ているけれど、いつも本番直前の僕は、誰かとくだらない事を話し
みんなと一緒にテンションをあげてそのままステージに向かうようにしている。
でも、その時の一人芝居では違った。
ただ、心をセットした。 自分だけの作業。
アドリブもいらない、背伸びもいらない。ただ、今日まで練習をしてきた事をそのまま演りきるだけ。
そんな心情で迎えたステージが過去に一度だけあった。
今回、昨夜のLIVEの前の一週間、ずっとその時の事を思い出していた。
思えば、今回のLIVEでは 本番を向かえるまでのこの一週間。僕の心はいつもひとりでいた。
人生で二度目の体験。 貴重な体験だった。
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遠くから来ていただいた方や、お時間の忙しい中、来てい戴いた方。
お力を貸して下さった方々のおかげで僕は歌わせて戴いた。
本当に感謝の気持ちばかりです。 ありがとうございました。
格調の低いステージを常に心掛けている僕は、途中で急に記念写真を撮ろうと言い出したり
お捻りを要求したり、様々な狼藉を働いたと思いますが
こんな僕と一緒に楽しく遊んでいただけたのなら これに勝る幸せはありません。
企画プランにメールで協力してくれたYちゃん。
レアものと評判のCDに素敵な音源を制作して下さった、まるちゃん、本屋さん。
普段はお休みの日曜日に、お店を動かしていただき、美味しいお料理まで作って下さった江口さんとYOTTAN。
そして一度しか無い瞬間に、一緒に立ち会って下さったお客様。
本当にありがとうございました。
そして、最後になりましたが、
体調の不安も打ち消しつつ妥協のないところまで極めて本番に臨んで下さったゲストのJOE♀さん。
本当にありがとうございました。
改めてあの時間を体験して下さった方々に感謝します。 ありがとう。
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