■七変化日記■
この日記は、才能もないまま様々な世界で遊んでいる僕が時々書く記録です。
執筆は
演劇関係役者担当■涙 銀子
作家・演出担当■るいぎんこ
音楽担当■rui★ginko.
広告業界担当■ルイギンコ
イベント業界担当■吉田さん
その他、挙動不審な人物たちがお送りする
何ら意味のない世界です。
不定期更新か三日坊主。そこんとこヨロシク!
●2006年 文月●
●七変化日記● 07月03日分 〜 ツマンナイ話 〜 (04日03:49更新)
音楽担当■rui★ginko
自分にはあまり関係のない事なのだけれど
名古屋市が条例で勝手に制定した。
市内四ケ所の路上禁煙区域で喫煙をした人に2,000円の過料徴収を勝手に始めた。
禁止区域での喫煙が2,000円という金額の設定はどういう計算だったのだろう。 たぶん明確な算出じゃない。
七月の1日から開始されたこの制度は、何となく調子に乗った愚か者がイイ格好をしたくて墓穴を彫り続けている哀れさを感じる。
クリーンな街を作りたいのではなくて、そう見られたいだけであることは
細部に渡った検討を充分に行い発令された条例ではないことが誰の目にも明らか。偽善であることがバレている。
別にイイ格好をしたがることぐらいは構わない。 名古屋の底の浅さを露呈するだけの事だから。
万博で世界に注目されていたという過ぎた夢に酔いたいのだろうしね。これを機に世界が認める国際都市を目指したいのかも知れない。
正直じゃないものね。
万博でもそうだったけれど最初のツメが甘いものね。
シミュレートできていない強行策は、差別を生み、不公平を生み、 はっきりしていない判断基準に対して罰金という安易な懲罰を生み、罪人を生む。
ポスターなどで告知をしたとしても外の街から遊びに来た人や言語の通
じない外国の人もいる。
制度を知らない人、理解できない人も含めて、みんなで息づいているのが街なのだとしたら
安直な罰金制度はいらない。
どうしてそんなプランしか出せないんだろう。
きっと今の名古屋は本気で人を愛していないからだ。
●七変化日記● 07月09日分 〜 七月後半、LIVEは続くよどこまでも
〜 (10日03:11更新)
音楽担当■rui★ginko
ホンマ暑い。 暑くて夏なのが嬉しい。
今年の夏は八月ごろから少しずつライブができるように、七月はその準備にあてる計画をしておった。
多分その準備とやらも、他の仕事や番組のスケジュールに追われて予定通りに行かないと自分自身で予測しておった。
が、しかし もう予定とは全然違う展開になりつつあるのじゃ。
ごめん、キャラクターを戻す。
レギュラーの HUCK FINN FACTORYのライブ以外は なかったところを、七月の後半にいくつかのライブやイベントに出させてもらう事になった。
元々、お祭り好きな性格なのですごく嬉しいのだ。 こうして「計画」は崩れて行く。
僕のスケジュールのページを見ていただけると そこには、珍しく歌を歌わなくてはならない予定が並んでいる。
嬉しいがよくよく見るとどのイベントもそれぞれ特徴があって、ステージの構成を考えなくてはならないものが続いてる。
ひとつひとつ雰囲気が違うのだ。
僕はそこで、はた、と気がついた。
他のミュージシャンの人たちとは違って、rui★ginkoはキャラが濃すぎるんじゃないだろうか?<いまさら?
格調高い音楽イベントの場にはそぐわないんじゃないだろうか? <なにをいまさら?
幸いにしてイベントに出演させていただく機会はいただけるのだが、その度にいつも僕は「このイベントではこういう具合に構成して」と
作戦を練っている事が多い。
つまり、ただ僕の持ち歌を歌うだけだと、お客さまには何だか訳のわからんオカシナ奴で終わってしまう気がするのだ。
僕の曲は訳がわかんない。
かといって、いちいちステージで曲について説明なんてできやしない。 説明できるくらいなら歌にはならないしね。
で、少しでもお客さまに「いっちょ聴いてやろうかいの」と 心の準備をしていただくための作戦を考えるのだ。
ひとまず象を消すイリュージョンをマスターするために、隣の東山動物園から自宅に象サンを連れて帰ってきたが
餌代がバカにならない。
おやすみなさい。
●七変化日記● 07月14日分 〜 小さな宇宙と出逢う
〜 (14日15:48更新)
音楽担当■rui★ginko
清清しい青空。心地よい風。 昨日は花の卸し問屋で格安に花を大量
購入してきた。
何種類もの花が大きなバケツに突っ込んであって バケツ一杯 790円だったのだ!
体育の授業の水着を買いに出た息子と一緒にでかけ。 帰りは息子に大きな花束を抱えさせて帰ってきた。
花の香りが家の中に充満している。何だか乙女テイストのする半日を過ごした。
嫁のいちごさんと息子という活け花に造詣の深い二人にかかれば、すぐさま自宅は花でイッパイに飾られるのだろうが、そこは僕が自分で花瓶に活けるつもり。
昨夜は番組に走ったので活けられず 今日も風呂の洗い場にバケツのまま元気に咲いている。
今夜もライブで花瓶に活けられない。
そして家族は今夜も、風呂には狭くて入りづらいだろう。
*****
昨夜、番組終了後に夜中に帰宅した僕は、花の香りに満たされた風呂に入ろうとして扉を開けた。
明かりのスイッチを入れる直前。 赤いバラや白いユリ、様々な種類の花を包むように広がったカスミ草の小さな輝きが
星空のように三次元に浮かんでいて
僕は思わずその小さな宇宙に見とれ立ちすくんだ。
●七変化日記● 07月15日分 〜 息子と二人の交流会
〜 (15日18:33更新)
音楽担当■rui★ginko
本格的に夏!空も丘も街も夏そのものでご機嫌な僕です。
が、今日は眠ってしまった。 昨夜、ぷらすわんで歌った後、朝まで起きていた僕は、この素晴らしい夏の土曜日を寝て過ごしてしまった。
しかも、暑くて寝苦しかった。
嫁のいちごさんが今夜は長野に泊まりなので、久しぶりに息子とふたりの生活だ。
ふだん、家にあまりいない僕はこういう機会にこそ、何か気の利いた事をしなくてはと思い失敗をする。
だから、今回はもっと気楽に考えた。
今日、夕方以降の息子と父の交流プログラム。
今夜はライブがあるので息子と一緒に出かけて、名古屋市昭和区にあるぷらすわんで僕のうるさい歌を聴いてもらう。
その前にぷらすわんの近くにあるペッパーランチで食事。
そしてその前にそのすぐ近くにあるBook Offに寄って本を漁る。
こんな感じで親子二人水入らずの時を過ごそうと思っている。
どう? え?自分の都合ばっかり?・・・・そ、そうかな?
何はともあれ行ってきます!
●七変化日記● 07月17日分 〜 雨の中、決意も新たに図書館に
〜 (17日23:33更新)
音楽担当■rui★ginko
ちょいと続いてる雨にベランダの植物が嬉しそうに緑を輝かせてる。
決して天候のせいじゃなく締め切りのせいで快適とはいかないが、それなりに楽しくやっている。
自分の心をコントロールできるようになったということは、それだけ大人になったという事?違うよね、狡くなっただけだ。
世間が三連休だと気がついたのは例によって初日。
それまでこの時期に連休があるなんて知らなかったし、僕の生活には全然関係なかった。
でも、休み明けにはいくつもの納品があるので、関係ないどころか仕事に励まねばならない日々だったんだな。ふうん。
図書館から予約をしておいた図書が届いたという連絡をもらったので、千種図書館まで出かけようとしたが、雨が降っていてしばし悩んだ。
まあ、傘をさして行けば良いだけの話なんだけど それが結構、億劫で。
で、結局頑張って行ったよ。
図書館閉館まぎわに飛び込んで 予約本とCDを借りてきた。
CDはモーツアルトのシンフォニー40&41。Mac.がこの春クラッシュしてから コンピュータの中で消えてしまった曲なのでもう一度。
そしてマーラーの5番とメンデルスゾーンの 3番「スコットランド」&4番「イタリア」
本は、このところハマっている石田衣良さんの何冊か。 「池袋ウエストゲートパーク」シリーズは切なく面
白い。
敬愛する真保裕一さんの「灰色の北壁」
僕は山登りなんてしたことがないけれど山岳小説が好きなのだ。
ドキュメンタリーの番組でも「ヒマラヤ」モノとか大好きだし、映画でも先日WOWOWで放送していたイギリスかどっかの映画
「運命を分けたザイル」なんて半ドキュメント映画を、深夜にドキドキしながら視てた。
言葉や映像、そしてどんな想像力を駆使しても登山家たちの極限におかれた心理はつかめないと思いつつ
少しでもその状況を疑似体験したくてそれらの世界に触れる。
極寒の気候の中、ほんの少しの精神の弛みから命を落としかねない状況の中で
自分と戦いつつ、自分に問いかけつつ、自分を責めそして許しつつ登頂を目指す人たちの心理に少しでも触れたいのだろう。
そして、小説でも映画でも、たとえそれが主人公が氷壁を滑落し 酷寒の中で宙づりになりながら生命の危機にさらされている場面
の最中でも
眠くなったら途中でほうり出し、ぬくぬくとした蒲団で眠ってしまう、ふとどきなヤツ。
僕はそういうヤツなのだ。
何しろ、雨の中を歩いて図書館に行くのさえ決意のいるヤツなのだ。ゆるされよ。
●七変化日記● 07月18日分 〜 表現の場に立ち尽くしてる。ただじっと
〜 (19日04:09更新)
音楽担当■rui★ginko
本当は昨夜あまり眠ってないので、今日のぷらすわんでの秘密特訓は行く前からきつく
し かも明日は朝から番組の取材で大垣市まで出かけ、名古屋に帰って来たら夜はそのままアルマジロに行ってLIVEの予定となっているため
今はもう眠っていなくてはならない時間だ。 夜、帰宅してからずっとかなり眠い。
でも、それよりもきっと大切な何かがあったんだ。
このページの一番上に画像が貼ってあるように、今月の28日にギタリストの「藤原シゲトシ」さんとジョイントLIVEをさせてもらう。
その前に20日と27日の僕の放送にゲストとして生出演していただく。
表現をする人とからませていただく事の多くなった僕だけど、いつも、僕は自分の中でかなり緊張をし
できる限り綿密な計画を練り、何度もシミュレーションしてからその場に向かうようになった。
LIVEでも番組のインタビューでも、本番そのものは1時間程で終わるものが多い。
しかし、その裏の準備を何時間も、時には何日もかけてやらないとダメだと言う事に気がついた。
それを教えてくれたのは、番組やライブで御一緒していただいた様々な表現者たち。
こんなにいい加減な僕が・・・不思議なものである。
でも、考えてみるとあたりまえの事だった。
一人の人と日常で接するだけでも、相手の全貌は見えない。
まして同じく表現者として同じステージに立ったり、インタビューで「人」と話し
第三者の人の心に「一人の人物」の輪郭を伝える媒介となるなんて。
ものすご〜く慎重に、かつ大胆に本質に触れていく感性が必要なんだ。
それはきっと、不可能ではないけれど、相手は「人」。
僕にできるのは、最後まで諦めず心が感応しあう奇跡の瞬間に出会えると信じ続ける事。
それが魔法の扉を開ける唯一の鍵なのだ。
藤原さんという表現者の方と、番組・ライブという、二つの微妙に性質の違う表現の場を過ごすことは
僕にとってすごく大きな事だと予感している。
その時空間を僕は翼を広げて翔べるだろうか。
●七変化日記● 07月22日分 〜 ね、眠くて眠くて・・・でも、ガンバタヨ
〜 (23日04:33更新)
音楽担当■rui★ginko
ブログのルイギン御礼!を読んでからこちらに来てくれた皆様へ。
僕はまだ、起きてます。
メルマガ配信し終えてここ書いて寝る。
明日は、というかあと四時間程で出かけるLIVEは、名古屋市熱田区の「宮の渡し公園」で開催される
「ふみの日」にちなんだイベントで
熱田郵便局とJR東海主催の地域密着イベント。 これがほのぼのとして楽しいんだ。
明日は出演者も多く、昼間の野外イベントなので すごく楽しい一日になると思うのだけれどお天気が心配。
そして、このところの寝不足が心配。 だからいきなりだけど寝るです。 また、来るね!
今日もみんな、素敵な休日を!
●七変化日記● 07月23日分 〜 「ふみの日」は今日も雨だった
〜 (24日02:38更新)
音楽担当■rui★ginko
今朝、ほとんど眠らずに地下鉄にに乗る。ギターがいつもより重い。
名古屋市熱田区にある「宮の渡し公園」一帯で行われる 23日にちなんだ「ふみの日」のイベントで野外コンサートがあった。
出演者は前日も遅くまでLIVEで一緒だった人たち。 みんな眠そうだ。
前回のこのイベントの時は僕が歌う直前に大雨になった。 今回も同じく、僕が歌う前に大雨になった。
何か複雑な人智を越えたプログラムがなされていると思う。
雨により急遽、ステージの位置を変え 最初の三曲は生声で歌った。
歌いながら目に映る霞んだ運河の水面に降る雨が綺麗だった。
僕はどんな状況でも全然ヘイキなのだ。 聴いてくれる人がいたら楽しんでもらう。ただそれだけで単純明快。悩まない。
イイ雰囲気の時間が過ごせて幸せだった。
今日はものすごく久しぶりに東京からツアー中のミュージシャン 「水野たかし」さんに会えたのが何よりも嬉しかった。
野外LIVEで聴かせてもらい、夜はぷらすわんで水野さんとKALASさんのLIVEを堪能。
KALASさんも素敵な方。本当に嬉しい時間がまた 神様からプレゼントされた。 感謝。
明日からの一週間は忙しい。 もちろん、デザイン&プロモーションの仕事はイッパイ一杯でギリギリなのだが
それに加えて音楽、その他の方面も続く。
24日・月曜日---プランニング。来週の番組編集。
25日・火曜日----プランニング&ミーティング、三時から夜10時頃までリハーサル。
26日・水曜日----プランニング&デザイン+編集。夜、HUCK FINN FACTORYでLIVE。
27日・木曜日----昼は編集&プランニング。夜、ネットTV生放送。
28日・金曜日----「藤原シゲトシ+rui★ginko」LIVE@ぷらすわん。
29日・土曜日----昼はイベントプランニング&デザイン。夜、ぷらすわん。
30日・日曜日----三重県津・「ミュージックデイキャンプ@ええかげん」LIVEイベント。
おお〜!Mac.壊れてる場合じゃ無いヨ。
では皆様、明日も雨模様でも気持ちは青空でガンバロ!