風のマント 闇のマスク アイツと出会う 時刻が迫る
名前は秘密 素顔も見せず 知らされてるのは 謎めいた星座だけ
抗い切れぬ魔力に惹かれ 今夜も待ってる 週に一度の夜
妖しげに月が照らす これが私の真実の姿
ふたりの約束 午前二時のPARCO裏でね
アイツが来る 幻の様に 濡れた私は腕をからめて
甘いカクテルで すべて忘れたら
イルミネーションの粒に 溶けたい 心おきざり・・・
メトロの中で ルージュを引いて 駅の小箱で服を着替えて
傷付く心は ゴミ箱の中 シュート決まれば今夜はツイてる
夜より優しい腕に抱かれ 今は楽しいはず 私は幸せなはず
憎い携帯アラーム鳴って 告げるお別れ アイツは消えた
汚れた気分で捨てた 魔法みたいに握らされてたキャッシュ
見上げた空 明け方の星 涙越しにまた一日が始まる
仮面を捨てた アイツ飲み込み
壊れた街が 眼を醒ます ひとりになった・・・
本当は割り切れないよ 刺さった棘はとても深いヨ
世界の始まりと 終わりの果てに 腰掛けてるよな二人の距離
忘れる事を 心に決めて
最後のロッカー開けて 顔をうずめた しわくちゃの制服・・・