*この子が一週間程、家出をした時、夜中の街を捜しまわった時の曲です。
今ではぶくぶくと太って平和に暮らしています。
夜更けの街を彷徨った 君の名前呼びながら
見えない闇の彼方から 君が応えてくれる気がして
春の風にはまだ遠い 心も凍え震えてる
君のいないこの部屋の 時計はすべて止まったまま
ねえ 寒くはないかい こんな乾いた街の夜
淋しくないかい 孤独と自由引き換えて 今が一番幸せかい
何度も何度も夢を見た 目覚める辛さ初めて知った
君が帰って来るような そんな気がして今夜も 窓の外 見つめてる でもそこは闇
心に自由 宿した君と 同じ未来探しても
嘘っぱちで一杯の この世界抜け出せない僕だから
半分壊れた心のままでも 逃げずに生きてゆくからね
冷たく暗い街のどこか 君もひとりで生きているから
ねえ もう少しだけ 頑張れる力が欲しいよ
もう少しだけ 君の近くに導いて 奇跡のように近づきたい
何度も何度も 心 持ち上げた 運命(さだめ)なんて信じちゃいない
砕き 押し退け はるばる行くよ 君の心が感じられる場所まで
もう一度 与えてよ この僕に ラストチャンスを
そして うなだれた夜更け 誰かが窓をノックした
戸惑う僕と 初めて逢った時のように 変わらぬ君がそこにいた
何でもないような毎日と ありふれた時の幸せを
君と一緒に また始めよう この住みにくい 乾いた街で
約束するよ きっと僕は 大丈夫
君がくれた ラストチャンス抱いて